■お湯作りに必要な3条件の確認
水に関するチェック項目
①水が使用できるかを確認
1,水:蛇口から水もお湯も出ない
・お住いの地域で断水の可能性
※お部屋の他の水回り(トイレ・洗面所・お風呂)で水が使用できるか?をご確認ください。
→それでも通水していなければ、断水か水道管の凍結か水道の元栓の閉栓を疑ってください
・寒い地域にお住いの場合、給湯器に接続されている給水用の水道管が凍結して通水していない可能性も考えられます。
※寒冷地域では、給水用の水道管の水が凍結しないように、外気温が氷点下に下がると温度感知して自動で通電して加熱する「給水管凍結防止用電熱ヒーター線」が給水管に巻かれており。凍結防止をしていますが、凍結防止用ヒーター線の電源プラグがコンセントから抜かれていたり、経年劣化で正常に作動しなかったりすると、給水管が凍結して水が供給されなくなります。(冬季以外の待機電源の電気代を節約するために、電源プラグを抜いている方が稀にいらっしゃいます。)
※「給水管凍結防止用電熱ヒーター線」の寿命は15年程度なので、通常は給湯器の交換時に一緒に交換します。工事費を安く見せるために設置を省くような業者さんは信用できないのでご注意を。お見積もりの際の工事内容項目に「凍結防止ヒーター線の工事」も含まれているかも確認しましょう。
【凍結防止ヒーター線の工事例】
ヒーター線は、給水配管に直巻きされて設置され、密着度を高めるためにその上から保護テープでぐるぐる巻きにされています。
中央の赤丸部が、外気温度センサー&通電確認ランプ部で、待機電源オンで赤LED点灯、氷点下を検知するとヒーター線に通電で緑LED点灯します。電源は、電源プラグが給湯器電源と一緒のコンセントに刺さっています。